
自身がゴルフを始める動機は何だったのでしょうか?
“テレビや新聞、雑誌等でプロ選手のゴルフプレーを見て?”
“家族がゴルフに行くときは仕事と違い何となくソワソワしている!”
“友人や上司に誘われたから”、等々何となく楽しそうだから!
でしょうか?
それがいつの間にかシングルプレイヤーを目指す気持ちに変化してき
ましたが、しかし、幾度となくコースに通ってもなかなかシングルの
仲間入りができなく悩んでおられる方、
また、これからシングルプレイヤーを目指したい方に参考にして頂き
たく記しました。
シングルプレイヤーになるためのテクニックの見直し‼を目指し頑張
っておられる方へのご参考になれば幸いです。
目 次(タップするとタップした見出しに飛びます)

1.シングルになるためのテクニックの見直し‼( 現状把握)
シングルプレイヤーになるためのテクニックの見直し‼を目指して
練習をするには自身のゴルフプレーにおいてスイングでミスショッ
トやその時の原因を列記し参考教材との違いをチェックします。
1)現状でのスイング動作見直しでの気付きの列記
先ずは、普段の練習中のプレー動作でのミスショットをノートに記
し、「ミスショット・リスト」を作成していきます。
なぜなら、練習場等での練習だけではただ良いボールを打つことに
だけ集中してしまいミスショットした原因の把握が出来ていません。
①初めに自身が練習場や本コースでどの様な状態でのミスショット
が出てしまうのかを列記しておきます。
- ミスショットをしたときの自身の頭の中での考え方、ショット
をしたときのイメージも書いておきます。 - また、自身がショット時に同じ失敗をおかしてしまう状況時の
使用クラブとミス内容、球筋、飛距離も記します。 - バンカーショットに関しては細かく(フェアウエーバンカー、
グリーン周り・アリソン、目玉の状態、他)分けて記します。 - パターに関しても(登り、下り、フック、スライス、順目、逆
目、等)詳しくリストを作っておきましょう。
②書き留めた内容を同じような項目毎に整理、分類分けを行い、
項目別に一覧表を作成しておきます。
③ミスした時の自身が考えていたゴルフ理論(どの様に打とうと
したのか?打ったのか?)、状況時の使用クラブ、スタンス、ス
イングフォームを文字にしておきます。
2)自身の現状スイングフォームの見直し

項目のビデオを作成をします。
①ドライバーでのスイングビデオ
②ウッド系クラブでのスイングビデオ
③アイアンでのスイングビデオ
④ショートアプローチでのスイングビデオ
等は欲しいですね。
3)参考文献で新たな気付き、実践との比較教材に
①プロゴルファーやレッスンプロが発行している参考文献やDVD
を探し、今迄の自身のゴルフ理論感や実践「ミスショット・リ
スト」とを比較し、気付き点を探します。
②参考文献と自身の考え方、打法の違いや試したい動作等また、
相違点を「ミスショット・リスト」に記します。
③実戦での身体全体のスイング姿勢(足元の位置、構え方、腕の
形、ティークバックのトップ位置、スイングの弧の大きさ。
フォロースルー・顔の位置、打ち終わった後の顔の位置、フィ
ニッシュの姿勢、他)に“気付き‼”が有るか?
④その他“気付き‼”の部分を「ミスショット・リスト」の同一項
目欄に書き留めます。
参考文献の気になるところ、良いところが有ったら追加して
書き留めておきます。
2.シングルになるためのテクニックの見直し‼(改善策)
1)ミスショットリストと参考文献の違いや考え方の見直し
ミスショット・リストに記した項目と参考文献の気になるとこ
ろを照らしてみます。
- 自身が現在の打つためのスイングフォームの考え方とクラブ
選定、そのためのビデオを照合してイチから見直してみます。
そのためにはスイングフォームからのクラブ選定見直し(見
直し後のスイング写真も作ります)をしてみます。
また、自身がショット時に多く失敗をしている内容や距離感
についても確認をし徹底的に練習をします。
- 自身のクラブ番テイ/距離合わせのハーフショットスイングと
クラブの番テイの選び方。
- 持つクラブの番テイはボールを飛ばすことは考えず、落とし
どころを決めて打つようにします。
この項目は非常に大事な考え方ですのでコースに出た時に確
認をします。
- 各クラブ毎の番テイ間の距離を調整する距離のショット(ハ
ーフショット)の再構築練習を行います。
(ボールが135ヤード地点にある場合、“フルショットで
140 ヤード打つクラブを8番アイアンで打つとすると8番ア
イアンでのハーフショットで5ヤードの距離をちじめるショ
ット”練習で覚えます)
グリーン周りでのピンに寄せるクラブの見直し練習。
ボールをころがし、ふわっと上げて止まるボー
ルの打ち方を確実に覚え取得する。
グリーン周りのハーフショットの練習を徹底的
に行います。
PW、AW、SW、チッパー利用者は徹底的に練習します。- ショートアプローチは自信の持てるクラブを作りましょう。
- 再確認ですがショット時のオーバースイング、ヘッドアップの
癖は徹底的に直しましょう。
- 自己流スイングの改善
上記に作成した「ミスショット・リスト」で自身のショットミ
スでの傾向が出ていましたら参考文献のスイングにならい理に
かなった方法に直していきます。
- いくら練習場で練習をしていても自己流スイングが身体にしみ
込んでいますので修正には時間がかかりますが気をつけながら
徹底的に修正をしていきます。
2)練習は肩の力を抜き新フォームでのスイングに心掛けます
- 練習場での練習は「ミスショット・リスト」内の一番欠点の多
い項目から練習をしていきます。
- スイングを形よく(参考文献や若手ツアープロのスイングを真
似る)なるように自身のスイングフォームを何度もビデオに撮
りチェックをします。
- シングルを目指せるところまで来ていますのでチョットした改
善で安定したスコアアップが見込まれると感じます。
出来れば、参考文献やプロの書いたDVDを再度見直してみる事
も大事になります。
★参考文献 ☞ グリーン完全攻略への近道‼ (アプローチとパターに特化したとても人気の高い分野の教材です) ![]() |

3.シングルになるためのテクニックの見直し‼(まとめ)
シングルプレイヤーになるためには以下の項目が必須となります。
スイング前は精神的な安定状態を保つように心がける。
(ショットをする時は以下の方法を行うのに頭の中を整理してボー
ルの落としどころを決めて自信をもってスイングをします)
基本的なことですが、打つときのクラブ選定は”ボールを遠くに飛
ばす?”ことではなく、次に使うクラブの番テイがグリーンに最短
打数でオンさせるために使うクラブですので⁉、
コース攻略マネジメントをしっかり行い、クラブ選定を行います。
その為には落とし所をしっかり決めてボールを止めることがコー
ス攻略に必要で重要なクラブマネジメントなのです。
1)ティーグランドに来たらコース攻略マネジメントを行う
- テイーグランドに着いたら必ずそのホールの“コース攻略マネジ
メント”を行います。テイショット前に再確認を行い、テイショ
ットに入ります。
(ホールの地形、グリーン上ピンまでの距離、ボールの落とし所、
風の吹き具合(方向、強さ)を見極め、使用クラブを選定しま
す)
- ミドルホールでのティショットの場合は、2打目はバーデイを狙
える得意なクラブの位置(距離)まで打てば良く、むやみにド
ライバーで飛ばす必要はありません。
必ずフェアウエーを狙えるクラブを使い、そこの距離まで打つ
ことを優先します。
2打目のクラブ選定は2オン、1パット狙いで。
出来ればグリーンのピンの位置、傾斜等も考えて得意のライン
方向に打っていきます。
- ロングホールはドライバーでのティショットは確実にフェアウ
エーに落とすことを考え、2打目・3打目で打つクラブを考え
た距離でテイショットを行います。
- 2打目で打つクラブは3打目は2オン1パットさせやすいクラブ
の距離まで打ちます。
- そのため、ドライバーはやみ雲に飛ばすことは考えず、2打目・
3打目では得意なクラブで打ち、グリーン上1ピン内の距離を考
えてのクラブ選定になります。
2)グリーン周りからの寄せボールの落とし所とクラブ選定
グリーン上、ピンの位置より100ヤード前後からのピン寄せは1
ピン以内に付けれれるように練習をします。
この位置からパターを含めてグリーン上カップに2打でホールアウ
トをさせます。

中では最重要なショットプレーです。
- いつでもバーディを狙える位置にボールを打つ
ことを心がけて打っていきます。
- パーオンを逃したボールは寄せ1パットで切り
抜ける非常に大事な1打です。
- グリーン周りのラフからのショット。
- バンカーからのショット。
- 砲台グリーンでの止まるショット。
- グリーン周りの転がしショット。
- グリーン周りからの高く上げて止まるショット(ピッチショ
ット、ロブショット)。
- ハーフショット(番手間の距離を埋める)の打ち方の方法は、
・振り幅を小さくする
・クラブを短く持つ
・スライスで距離を落とす
・ボールの位置を変える
この4つが挙げられます。
②クラブの選択
- PW、AW、SW、チッパー等で寄せのクラブは他のクラブ以上
にしっかりと時間をかけて練習を行います。
- 実際には、寄せのクラブは3番アイアンでも他のクラブでもパ
ターで転がして打ってもいいのですから、ピンにいかに寄せる
かは、いろいろなクラブを使い打ってみる事も必要です。
★参考文献 ☞ グリーン完全攻略への近道‼ (アプローチとパターに特化したとても人気の高い分野の教材です) ![]() |
3)ショートパットの練習
1ピン以内のパットは確実に入るような練習
をします。
- グリーン上のラインの読み方(登り・下り、
ストレート・フック・スライス、順目芝・
逆目芝・転がり早さ)等の練習は他の
ゴルフ場に行き練習を積むことが必要です。
- グリーンに近づいた時は自身のボールがピンに向かっての傾斜
を読むことを心がけます。
- 1ピン以内のパットは必ず1打で決めるように練習をします。
- 周りの人の練習を見てグリーン上の芝目の読み方、転がりの速
さを見極める方法を会得します。
4)マナーとルールについて
大自然の中での“楽しいゴルフ”、ましてや上り詰めたシングルプレ
イヤーへの位置。

ントもいない領域です。
ゴルフ界をけん引する気概でプレーが出来れば最高
ではないでしょうか。
マナーとルールを熟知し、先輩が長年培ってきたゴルフ場を日本
のゴルフ界を、世界一のマナー良好なゴルフ大国にしたいものです。
【参照】 ☞ ゴルファーはマナー&ルールには忠実に~
![]() |